『讃美歌21』
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あまつましみず
詞:永井ゑい子,1866-1928 | HOME 曲:Johon H. McNaughton, 1829-1901 |
1 あまつましみず ながれきて、 あまねく世をぞ うるおせる。 ながくかわきし わがたましいも、 くみていのちに かえりけり。 |
2 あまつましみず 飲むままに、 かわきを知らぬ 身となりぬ。 つくぬめぐみは こころのうちに、 いずみとなりて 湧きあふる。 |
3 あまつましみず うけずして、 つみに枯れたる ひとくさの さかえの花は いかで咲くべき、 そそげ、いのちの ましみずを。 |
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ヨハ7:38,4:14 創2:6 箴18:4 イザ58:11 詩36:9-10 黙7:17,22:17 |
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(日本基督教団讃美歌委員会編,1997,『讃美歌21』,日本基督教団出版局) |
松本ゑい子がこの歌の原詞を創作したのは、明治15年(1982)、彼女が数えで17歳の時でした。歌詞は何度か改変され、原作は各節の冒頭句にしか残っていませんが、明治30年(1897)ごろまでに出版された讃美歌集に収録の日本人創作歌詞のうち、今日まで継承されている作品の代表的なものです。(参考:梅染信夫,1994,『神は愛なり 讃美歌物語3』,新教出版社)