『讃美歌21』
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あるがままわれを
Just as I am, without one plea 詞:Charlotte Elliott, 1789-1871 |
WOODWORTH 曲:William B. Bradbury, 1816-1868 |
1 あるがままわれを 血をもてあがない、 イェス招きたもう、み許(もと)にわれゆく。 |
2 洗うすべもなき わがとがも罪も、 イェス潔(きよ)めたもう、み許にわれゆく。 |
3 うたがいの波も、恐れのあらしも、 イェス鎮(しず)めたもう、み許にわれゆく。 |
4 こころの痛手(いたで)に 悩めるこの身を イェス医(いや)したもう、み許にわれゆく。 |
5 たよりゆく者に 救いといのちを イェス誓いたもう、み許にわれゆく。 |
6 あるがままわれを かくまで憐(あわ)れみ、 イェス愛したもう、み許にわれゆく。 |
詩51:3 Tコリ1:26-31 ヨハ6:37, 7:53-8:11 Uコリ7:5 フィリ4:19 |
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(日本基督教団讃美歌委員会編,1997,『讃美歌21』,日本基督教団出版局) |
作詞者シャーロット・エリオットはロンドン郊外のクラファムの国教会司祭を父として生まれました。生まれつき病弱で、30歳の頃から亡くなるまでの約50年間は病床での生活を余儀なくされましたが、その体験を作詞に生かし、生涯に150首もの讃美歌を書きました。曲は、米国人のウイリアム・バチェルダー・ブラッドベリーにより別の歌詞のために作られたものですが、「あるがままわれを」に付けられてから大いに歌われるようになりました。(参考:梅染信夫,1994,『神は愛なり 讃美歌物語3』,新教出版社)
7節からなる原詞の各節初行に出てくる“Just as I am”(あるがままわれを)は、『讃美歌』(1954)271番では「いさおなきわれを」と訳されています。また、原詞の各節は“O
Lamb of God, I come, I come!”(神の子羊よ、み許にわれゆく)で結ばれています。